マイホーム資金計画の基礎知識 ①

みなさんこんにちはスマカフェの高橋です

今回は、マイホーム取得時の資金計画の基礎知識についてのお話です。

■適正な物件予算の考え方

マイホームの購入等は、金額が大きすぎてしまうため、その金額の重みや数百万円の違いが、その後の生活にどのくらい影響してくるのか漠然として把握が難しいものです。では無理なく購入できる物件価格とはどれくらいでしょうか。

■無理なく購入できる物件価格とは

一般的に無理なく購入できる物件価格は「借り入れできる額」と「自己資金」の合計額から、購入にかかる「諸費用分」を差し引いた金額です。「借り入れできる額」とは「金融機関からの借入可能額」と「無理なく返せる借入額」のうち、小さいほうの金額が該当します。「自己資金」は現在の貯蓄の中から住宅購入にあてることができる金額と、両親など親戚からの贈与などによる援助が該当します。これらの合計額から諸費用分を差し引いたものが適正な物件の予算と考えられます。

■頭金にあてることができる金額も確認

適正な物件取得予算の試算をしたら、物件購入の際の頭金にまわすことができる金額の把握も行います。これは、購入予算が試算した金額以内であっても、頭金にまわせる金額が少ない場合には、例えば、追加工事が多くなりがちな注文住宅を建てるのは難しくなるなど、物件タイプによっては購入できない場合もあり得るからです。また、融資率の関係から、住宅ローン選びにも影響が出てくることについても認識しなければなりません。