【不動産の豆知識】ローン事前審査では、既存の借入を正確に記入しておきましょう
住宅購入を検討し始めた方で、住宅ローンを利用して家の購入する方は、「自分がどのぐらい借入が可能か」をまずは調べてもらいましょう。良い物件が見つかってからの審査でもダメではないですが、いざ購入しようと思ったら意外と借入が出来なくて、家族で盛り上がったあげく購入出来ないというケースは少なくありません。
そもそも「自分がどのぐらい借入が可能か」を知らないと、探している価格帯の物件が買えるのか買えないのかが分からないため、初期で審査可能額を知っておくことをお勧めします。
タイミング的には、物件探しをする前、もしくは、物件探しと同時並行でローンの審査をされることをお勧めいたします。
ローンの事前審査では、金融機関は下記のような内容を調査していきます。
(1)本人の属性
ご職業(自営業者 サラリーマン 経営者 契約社員 アルバイト 等)
家族構成・年齢
どんな業種にどんな役職でお勤め、勤続年数
ご年収(サラリーマンは直近1年~2年分 経営者・自営業者は過去3年分)
(2)理由
購入理由
(3)返済履歴
過去にクレジット等の支払いに問題がないかのチェック
(4)担保の強弱
購入を検討している物件の担保価値を金融機関が独自で評価します。
いわゆるメガバンク等の都市銀行などは、きちんと上記4つを審査してくれますので、不動産会社を通じてローン事前審査をされることをお勧めします。
インターネットで簡易的な審査は、
自己申告制の収入が簡易的に返済比率を超えていないか、個人信用情報に事故歴はないかぐらいの簡易的な審査ですので、信憑性に欠けます。ローン事前審査OKでも本審査で否決になったりすることが多いので、不動産業者はネット系のローン事前審査回答はあてにしていませんので、銀行系のローン事前審査をされることをお勧めいたします。
その他、ローン審査する時のポイントとしては、
2回払い以上の「既存の借入」がある場合は、全て申告するのが大切です。仮に住宅ローン借入までに返済するとしても、申告をしておく必要があります。
ご夫婦といえども、内緒で借入されている場合は、その場で記載できなかったとしても、後で、必ず担当者へ借入がある旨を伝えてください。